会報54号掲載分
以前の著書紹介

同窓生著書の推薦文は、原則として同窓会ないし母校への著書寄贈と共に、著者自身ないし(著者とご相談の上)推薦者から、文責入りで、お寄せ下さるようお願いします。出来るだけ書き下ろしで、100〜400字程度でお願いします。



著書紹介

杉原 桂(65期)、他

コミュニケーション実践トレーニング

ナカニシヤ出版 1,900円+税 2017/3/10 

 東京慈恵会医科大学で5年間続けてきた非常勤講師としての仕事が形になりました。医療の知識・技術の腕は国家試験や専門制度によって担保されますが、その知識・技術を目の前にいる人へ伝えるコミュニケーション力については誰も測定しませんし、担保されません。見よう見まねでそれぞれが我流でやっているに過ぎないのです。医療に限らず、世代間ギャップの大きい時代です。価値観の違う相手とどのようにコミュニケーションをとれるかが人生の質を左右する時代とも言えます。コミュニケーションなど人の心に影響を与えるスキルはどの職種であっても必須になるでしょう。皆様の課題解決に役立てていただき、心と身体の健康に貢献できればと願っております。(杉原)

海野洋(43期)

食糧も大丈夫也―開戦・終戦の決断と食糧

農林統計出版 5,500円+税 2016/5

 サブタイトルの通り、戦争遂行と食糧確保の問題を史料から実証的に論じた労作である。タイトルの「食糧も大丈夫也」は開戦直前の閣議で企画院総裁鈴木貞一が述べた言葉。戦争は膨大な政策課題の決断の集合体であるが、昭和14年の大干ばつで意識された南方米が南進論、仏印進駐の遠因となったとの指摘は興味深い。大日本帝国は、ほぼ開戦前の予想通りのタイミングで制海権を失い、最後は深刻な食糧不足の危機に直面して御聖断に至った。「食糧不足も終戦決断の一因」だったとは、著者尊父(陸士54期)の指摘だそうである。


柏木洋彦(68期)

地球温暖化シミュレーション−地質時代の炭素循環−

慶應義塾大学出版会 3,200円+税 2015/3/7

 皆さんは、地球温暖化の原因、つまりCO2増加の原因は何かと聞かれたら、どう答えますか?化石燃料の大量使用?それは答えの一つに過ぎません。CO2は地球史全体として見ると、火山活動、岩石の風化、地殻変動などの様々な要因により変動してきました。  本書は、現在や未来では無く「過去」の地球温暖化を、現代から”逆算”して計算するという、日本ではあまり知られていないユニークな数値シミュレーションを紹介しています(柏木)。

内野令四郎(70期)

防げ! 学校事故 〜事例・裁判例に学ぶ予防策と対処法〜

第一法規 1800 円+税 2016/3

 本書は、学校の教育現場の最前線に立つ先生方の実務対応の一つの手がかりとなるように、具体的な事例に基づいて、「事故の前後でどこまでの対応が求められるのか」という視点でまとめたものです。(内野)


祖父江昭二(21期・文)

二〇世紀文学としての「プロレタリア文学」 ―さまざまな経路から―

エール出版社 6,000円+税 2016/2

 祖父江昭二氏(21期、1927〜2012)が生前に構想していた四番目の作品集の目次メモを元に作成された、プロレタリア文学評論集。


小野寺健・武藤浩史(51期)訳

息子と恋人

ちくま文庫 1,800円+税 2016/2

 1913 年に上梓されたD.H.ロレンスの自伝的小説。1992年ケンブリッジ版を底本とした初翻訳。


福永(上田)篤志(59期)

その症状は天気のせいかもしれません −医師が教える気象病予防

医道の日本社 1,500 円+税 2015/11

 「気象病」には、花粉症やインフルエンザの他、腰痛・関節痛、片頭痛などの慢性的な疾患や、生命にかかわる脳卒中や心臓病、ぜん息など、たくさんの病気があります。昨今の地球温暖化に伴い、気候変動が激しくなってきたので、われわれは、気象変化に関わる「気象病」予防について、真剣に取り組んだほうがよいかもしれません。本書は、脳卒中・脳神経外科専門医と気象予報士のダブルの資格を持つ現役の臨床医が、気象病が起きやすい気象変化や、気象病予防のための天気予報の見方などを、医学論文を根拠として科学的に考察し、気象病の医学的予防法を伝授する内容となっています。(福永)

福永(上田)篤志(59期)

トラブルに巻き込まれないための医事法の知識

医学書院 2,200円+税 2014/10

 医学生は、医学的知識と医療技術を学び、医師国家試験に合格して医師となる。しかし、実際の医療現場では、説明義務、善管注意義務をはじめ、多くの法律知識も要求され、医事法を熟知していないと、とんでもないトラブルに巻き込まれてしまうおそれがある。実際の判例を医療現場の視点で読み砕いて、研修医をはじめ、すべての診療科の医師が知っておくべき医事法の知識を、現役の脳神経外科医が平易な言葉でわかりやすく解説したハンドブック。(福永)

小川政晃(11期・文)

光なき者とともに −恂臧・政晃 父子二代の記

福祉の広場 4,400円+税 2015/3

 浪速少年院初代院長小川恂臧氏と日本社会事業大学名誉教授小川政晃氏(11期)の自伝。

畠山 襄(29期)

経済統合の新世紀―元通商交渉トップの回想と提言

東洋経済新報社 2015/11/13 2,592円(税込)

世界経済が20世紀末葉までのマルチラテラリズム、グローバリズムを中心とした体制から、特に今世紀に入って、バイラテラリズム、リージョナリズムに軸足を置いた経済統合へ急速に変革していく姿を、わが国を含むアジア太平洋の主要国の動きから跡づけ、筆者がその一部にささやかに係わりり合った経験をご紹介するとともに、これらの動きの将来について若干の展望を試みた。


犬塚 孝明(37期)

アレキサンダー・ウィリアム・ウィリアムソン伝: ヴィクトリア朝英国化学者と近代日本

ウィリアムソン先生顕彰会 2015/7/24 2,800円(税別)


佐藤 修(34期)

どうせこの世は仮住まい

悠雲舎 2015/6/26 1,250円(税別)

 音楽業界の業界紙「ミュージック・リポート」に「あの日、あの頃」と題して2011年2月から2013年10月迄96回連載しました。業界を引退した記念にその中から抜粋して本にしました。(佐藤 修)

 中・時代からジャズとサッカーに打ち込んでいた佐藤修が、日本ビクターをスタートしてポニーキャニオン社長にいたる音楽業界での仕事の流儀を面白く、時にシリアスに語っている。その行動力、洞察力、人間的魅力……。OBの口出しは彼の面倒がるところ(彼が中高サッカー部の現役時代、口やかましいOBだったらしい)多言は止めて…… 面白いです。一読をお勧めします。(伊藤誠一・29期)

森川剛光(62期)

Liebessemantik und Sozialstruktur - Transformationen in Japan von 1600 bis 1920

Transcript Verlag(独)32,99 € ISBN 978-3-8376-2832-6


正田 良(旧職員・50期)

濃さの向こうに広がる世界 −小中連携をめざす算数・数学へのヒント−

学校図書 2014/11/01 1500円(税別)

 小学校で算数が苦手になる危機は,割合が出てきたり,小数が出てきたりするところにあると言われる。80℃のお湯に30℃のお湯を足してもなぜ110℃にならないかなどの例は,合併と内包量との関係を眺めることに有用である。そうした小学校での危険な裂け目から出発し,小学校教員の卵の作品例を交えて,問題関心を1冊に広げてみた。その中で,感覚に対応する尺度やベクトルなどの,中学高校の数学へ発展する道筋を案内した。
 1980年代90年代に武蔵の中高に在籍し筆者からの被害を受けた諸兄に,これを手に取って戴き,「あいつまだこんなことやっているのか」とか,つぶやいて戴ければ望外の幸せである。【自評】


松本政雄(49期)

食道・胃・十二指腸の病気は内視鏡でラクに治す!

二見書房 2013/11/11 1575円(税込)

 内視鏡という言葉から、みなさんが連想するのはどんなことでしょうか。 患者さんに内視鏡検査を受けるようにすすめると、「え?胃カメラですか? つらいですよねえ」「苦手なんです。オエッとなるから」と否定的な反応をされる方が、少なからずいらっしゃいます。 この本を手に取られた方の中にも、「胃カメラ」で苦しい思いをしたという方がいらっしゃるかもしれません。 しかし、近年の内視鏡診療の発達は、目覚ましいものがあります。発達というより「進化」といったほうがよいかもしれません。
  私は、臨床現場で内視鏡を活用している医師の一人として、常日頃から、日進月歩の内視鏡診療の現状と内視鏡診療の優れたところを正しく知ってもらえたら、もっと多くの患者さんの病気を治すことができるのに、と考えてきました。 なぜなら、内視鏡診療が最も得意とするのが病気の「早期発見・早期治療」です。自覚症状のない早期がんの発見などには、バリウムによるエックス線検査より、内視鏡検査の方が精度が高いからです。
  ところが、いろいろな病気の本を見渡しても、内視鏡の検査・治療に焦点を当てて書かれた本はほとんどありません。内視鏡診療について知るには、口コミか、実際に病院に行って医師の説明を受けるか、インターネットで病気ごとにサイトを検索するか、せいぜいそんな方法しかないのではないでしょうか。
  そこで、内視鏡でできる検査や治療にはどんなものがあるのか、また、どうすれば内視鏡の検査・治療を苦痛や負担の少ない方法で受けていただけるのかなど、内視鏡診療について総合的な知識を持っていただくことを目的として本が必要だと感じるようになったのです。 本書の対象範囲は、胃・食道・十二指腸の病気に関する内視鏡診療です。実際に病院を受診するときに知っていると役に立つ事柄を、わかりやすく解説したいと思います。 (松本政雄)

田中孝明(43期)

グローバルプロフェッショナルの基礎知識

日経BP社 2013/8/24 1,890円(税込)

東芝の中国総代表(執行役常務)を務めた著者による国際経営管理の実践的テキスト。世界標準のマネジメントの枠組みを紹介しながら、日本企業の実態に即した国際経営管理の注意点を解説。実務家だからこそ書ける「海外赴任者、必読」の1冊。


桝田淳二(35期)

国際弁護士 −アメリカへの逆上陸の軌跡−

日本経済新聞出版社 2010/8 2,400円(税込2,520円)

推薦文
 1992年1月、当時48歳であった桝田は、日本で築いた国際関係を専門とする大手法律事務所の創業者の地位や名声を捨てて単独でニューヨークに法律事務所を開設した。彼をその行動に走らせた原動力は、現状のままでは日本の渉外弁護士(注)は到底欧米の弁護士に太刀打ち出来ないという危惧の念であり、自分自身は米国で多くの経験を積んで、彼等に伍していける弁護士になろうという強い思いからであった。事務所を設けて最初のうちは苦節の連続であった。本書は彼が体験した言葉や習慣の違いによる苦労や日本にいては想像もつかない裁判の実務を丁寧に説明しており、また彼が仕事を進める上で親しくなった世界中の弁護士達とのネットワーク作りの過程も興味深く、今後国際的な司法を目指す者やビジネスマンにとって大いに参考になるであろう。弁護士事務所が軌道に乗り落ち着いた頃、桝田は米国での体験をもとに日本の教育の国際化に力を注ぎ始める。今後日本の若者は英語の力と討議(デベート)の能力を一層向上させなければならないと力説する。2008年東大の経営協議会の委員に選任され、爾来在米知識人として大学教育の国際化や英語教育の充重等について現濱田総長他に助言する立場にある。
 過日武蔵学園の「ムサシ テンプルREDプログラム」の構想が報じられたが、桝田の唱える「英語力と討議能力の充実」は同じ潮流の下にある。
(注)渉外弁護士−−おもに国内、海外を含め企業のM&A、合弁や事業提携、特許係争等を専門とする弁護士で、現在は国際弁護士と呼ばれている。 松田康夫(35期)

伊能 洋(27期)

句集 紫陽花の湖

文學の森 2013/5/29 2,667円(税込2,800円)

 画業と句道の二足の草鞋を履いた筆者が、1984年以降の作品の中から六百句余りをまとめたものです。

萬寺久巣(下山成人)(30期)

山の神を娶った山嫌い男

文芸社 2012/8/15 630円(税込)

 中学2年の雲取山遠足の苦しい思い出から「二度と山なんか登らないぞ」と決意していた彼が、皮肉にも山の大好きな奥様と結ばれ、その影響と協力の下、日本百名山を踏破するに至る経緯をまとめたものである。彼女との出会い、山嫌いの彼が、どうして山にのめり込むようになったかを淡々と語っているが、その背後には奥様に対する彼のやさしい想いが感じられて好もしい。北は北海道の利尻山から南は屋久島の宮之浦岳まで、全国に分布する百名山の殆どを10年もかけずに踏破しており、中学時代に虚弱体質だったとは信じられないバイタリティーが感じられる。
 個々の山行の紹介の他、登山の嫌なところ、大変なところ、山で出会う怖いもの、煩わしいもの、暑さ寒さとの戦いなどもよく書かれており、これから山に登ってみたいという人にも参考になる。高山植物、野鳥、動物達も登場する。百名山踏破の過程で彼は、同期の山仲間との山行も積極的に行い、同期結束の一つの中心をなしてきた事も触れておきたい。(小林尚吾 30期)

 

森川剛光(62期)

Japanizitaet aus dem Geist der europaeischen Romantik

Transcript Verlag(独) 2013/03

教授資格論文、副題は「Der interkulturelle Vermittler Mori Ogai und die Reorganisierung des japanischen 'Selbstbildes' in der Weltgesellschaft um 1900」。森鴎外以降のロマン主義の受容が日本の文化的アイデンティティ形成にどのように作用し、それがどのように定着したかを文化的記憶の概念に基づいて論じました。(森川剛光)


武蔵73会(編)(47期)

僕らが育った時代―1967‐1973

れんが書房新社 2,100円 2012/11

一人一人が立ち返っていく場所、それが1967‐1973年の武蔵だった。われわれが激動の時代を過ごした中学・高校から16人の論稿と31人のアンケートなどで綴る60~70年代の精神史。


犬塚 孝明(37期)

NHK さかのぼり日本史 外交篇 [4]幕末 独立を守った“現実外交"―なぜ、植民地化を免れることができたのか

NHK出版 1,365円 2012/11/23

東アジア諸国が列強に植民地化されるなか、日本は独立を保ち続ける。そこにはトラブル回避の交渉を行う一方で、貪欲に国際ルールを学んでいく「現実的な姿勢」があった。

坂井栄八郎(28期)

ドイツの歴史百話

刀水書房 本体3,000円+税 2012/11

半世紀以上にわたってドイツ史と付き合ってきた中で私自身が出会った出来事、エピソード、あるいは「ちょっと気になること」、そんなことをエッセイ風に書き綴る。

森川 剛光(62期)(訳)(Saral Sarkar 原著)

エコ資本主義批判―持続可能社会と体制選択

月曜社 3,360円 2012/11

経済成長という幻想からの秩序ある撤退を―過去の社会主義の道徳的退廃とともに、資本主義的現実と妥協した現在のエコロジストたちをも痛烈に批判する本書は、自然環境と人間社会を破壊する“開発と搾取”に支えられた成長神話との訣別を私たちに促し、“持続可能な世界”へと向かうための新しいヴィジョンを提示する。(月曜社)


上西秀夫(22期理)

強い住まいをどうつくる 〜TIP構法開発物語〜

創英社/三省堂書店 1,575円 2012/9/10

我が国の建築構造学の創始者であり、耐震構造学の権威である佐野利器先生が95年前に発表された家屋耐震構造論に学び、新たな技術を盛り込んだ「TIP構法」を紹介し、木造軸組構法による「強い住まいづくり」と、併せて日本の文化「木造住宅」の復権を提言する。

※有馬朗人(22期)学園長の推薦の言葉も載っています。
※TIP構法の詳細については、TIPのホームページをご覧ください。
※同窓生の方には割引販売(2割引)されるそうです > 連絡先:eメール

野村卓史(46期)(共編著)

風の事典

丸善出版 8,925円 2011/12/1

風は私たちの社会や生活にさまざまな関わりをもっています。涼を与える心地よいそよ風もあれば,甚大な被害をもたらす台風や竜巻の暴風もあります。本書は風が関わる事柄を,気象や環境,工学,農学からスポーツ,暮らしや文化にいたる約200項目,写真と図を豊富に用いて一般の方にも分かりやすく解説した事典です。自然に吹く風だけでなく,人工的な風から宇宙空間の風まで,私たちと風の意外な関わりに驚かれるのではないでしょうか。(野村史)


水島 昇(59期)

細胞が自分を食べる−オートファジーの謎

PHP研究所 840円 2011/11/19

細胞の中を掃除し、新しく入れ替わる。発生と分化、成長と老化、病気や免疫に深く関わる生命現象の秘密に迫る。オートファジーについて易しく解説します。


永井友二郎(10期)

医学の本道―プライマリ・ケア

青山ライフ出版 1575円 2011/11/10

武蔵10期(現在満93歳)、私の父、永井友二郎が、5年前の「死ぬときは苦しくない」(講談社)に次いで久しぶりに本を出版しました。父は千葉医科大学卒業後、海軍軍医としてミッドウェー海戦、ガダルカナル攻防戦、アッツキスカ撤収作戦等に従軍した後、江田島海軍兵学校教官になりましたが、戦後、成田日赤病院勤務などを経て、三鷹で開業しました。 昭和38年に武蔵同期の平井信義お茶の水女子大学教授(児童心理学)や武蔵12期の原 仁さん(父と同じ武蔵水泳部、東大医卒、開業)と相談の上、「実地医家のための会」を設立、昭和53年「日本プライマリ・ケア学会」設立に参加し、一貫して病人中心の医療をと主張してきました。 本書は過去50年間父の発表した論文や著書の集大成で、家庭医の立場から「日常診療における問診のコツ」「死を看取る医療」など、医者でない人間にも読みやすい内容となっており、八重洲ブックセンター、新宿紀伊國屋書店などの医学書コーナーに平置きになっています。(永井 眞 40期)

大岩 彰(45期)(共著)

きちんとわかる計量標準

白日社 1575円 2007/08

身長1.7m、質量5kg、気温25℃、電圧100V……  どんな計器やものさしではかっても、いつも結果は同じになる。ふだん気がつかないが、日本そして全世界の「計量基準」が専門家によって常に維持・精密化されているからである。そこは、人類最高の計量技術が、縦横に展開される世界だ。


井上幸夫(45期)(共著)

就活前に読む 会社の現実とワークルール

旬報社 987円 2011/9/26

就職情報サイトや企業のイメージだけで就職先を選んで大丈夫?職場の実態はどうなっているのか。労働問題に長く関わってきた私を含む弁護士3人が事例を示し、ぜひ知ってほしいルールを38のQ&Aで説明しました。


島田精一(30期)

20代に必ずしておくべきこと

大和出版 1,470円 2011/7/16

 書き下ろしの『20代に必ずしておくべきこ』を大和出版より上梓したしました。これは1年半前にかんき出版より出版した『仕事に必要な言葉』のシリーズで、若者向けの応援歌のつもりで執筆いたしました。日本は今まさに、明治維新、太平洋戦争の敗戦時に次ぐ、第三の国難、さらには米欧の金融経済の大混乱とあらゆる意味でグローバル規模の大変革期を迎えています。このような難局を乗り切るには歴史を紐解くまでもなく、若者の前向きの強いVitalityが必須です。拙著が若い方達の何かのお役に立てれば幸いです。


中村明一(47期)

「密息」で身体が変わる

新潮社 1,050円 2006/5/24

 「密息」とは、日本人が古来ごく自然に行っていた呼吸法です。非常に深い呼吸であり、身体は安定性と静かさを保つことができ、精神面では集中力が高まり、同時に自由な解放感を感じます。武術、禅、能、茶の湯、庭…日本文化の原点は『密息』にあったのです。 新潮選書2010年日本論部門第2位となった話題の本。


中村明一(47期)

倍音― 音・言葉・身体の文化誌

春秋社 1,890円 2010/11/1

 なぜ、ある人の発する声に魅了されるのか。なぜ、言葉で気持ちが伝えられるのか。なぜ、心の底から感動する音楽が存在するのか。実はその根底に『倍音』が存在しているのです。『倍音』は、この現実の世界に満ちています。そして、その音はすべてのものに影響を与えています。人間の脳に対しても影響をあたえています。耳を澄ますことによって非常に深い、広い大きな世界が目の前に現れてきます。音楽を聞いても、街へ出ても、野山に行っても、これまでとは全く違う世界が開けるのです。 『倍音』―それはまさに、現代に残された「秘境」と言ってもよいでしょう。